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ブログ 〜出を待つ深窓の佳人〜

【雑談】お涙ちょうだい商法はやめた方がいい

  • 執筆者の写真: kakoenaichi
    kakoenaichi
  • 2024年1月20日
  • 読了時間: 2分

数日前にX(旧Twitter)でとある投稿が流れてきました。


トマト農家さんが苦言を呈していたのですが、内容を要約するとこんな感じ


•インスタで出てきたトマト農家、高糖度をめざして水を絞ったら尻腐れになった
•ジュースにしたので買って欲しいらしい
•でもそれ、ただの管理不足では?

あえて名前は伏せますが、自分もおそらく同じ人がインスタで出てきていて、確かにジュース買ってちょうだい的な投稿を目にしました。


私はトマト農家でないので詳細については触れることができませんが、学生の頃の実習でトマトの尻腐れを間近で見た経験があります。


その時にも、確か水不足だから割れてしまっている、糖度は高いが商品価値は低いと学んだ記憶があります。


このXで苦言を呈されているトマト農家さんも恐らく同じようなことを思っていると思いますが、厳しく言うとただの技量不足だよね?と言うことです。


前も似たような投稿をブログでもしていますが、消費者に対して「お願いだから買ってください!」とお涙ちょうだい的な雰囲気で農産物を購入してもらうのは何か違うような気がしています。


消費者も決して素人ではないので、同じ値段なら少しでも品質の良いものを購入したい、そう思うはずです。だから、農家としてあるべき姿は例えば「今年もうまいトマトできました!ここで購入できますよ!」みたいに、消費者と対等であるべきだと考えています。


切花だってそう、消費者が買ってくれないのは何か原因があるはずなので、そこを突き止めてまずは栽培計画を見直すべきです。


あと、お涙ちょうだいは1回しか効力を発揮しないと思うので、長期的に考えるとそのような販売方法は持続的ではないのでは?と推察しています。


長くなりましたが、要するに自分たちの自信のあるものを作る、そしてそれを買ってもらう流れこそが本来のあるべき姿やと思います。


それでは、また〜!

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