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ブログ 〜出を待つ深窓の佳人〜

八重咲きってそもそも何?

  • 執筆者の写真: kakoenaichi
    kakoenaichi
  • 2023年12月20日
  • 読了時間: 2分

そういえば最近思えば八重咲きの話題ばかり投稿したり記事にしてきました...一昨日の記事もそうでしたよね。他にも話題はたくさんあるのに、好きだからついつい記事にしてしまいます笑


ところで、八重咲きって何を指すかわかりますか?


ちなみに通常の咲き方を一重咲きと言います。では花弁が8枚ずつ重なっているのか?


実はそういう訳ではありません!


八重咲きとは、通常(一重咲き)よりも花弁の枚数が多い状態を指します。また、花の種類によって花弁が何枚になるかはバラバラなので、必ずしもこの枚数になるという訳でもないです。


ではここで気になることが2つあります。

❶八重咲きはどのような仕組みで生まれるのか?

❷なぜ流通量が少ないのか?


まずは❶についてご紹介していきたいと思います。


結論からいうと、八重咲きは一重咲きが変異してできたものです。まぁイレギュラーが生じた、といった感じです。


以前ユリになぜ"がく"がないか、関連記事に載せておきますが遺伝子レベルで説明がつきます。


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八重咲の場合、C遺伝子が抑制されているため、雄蕊ができず代わりに花弁ができます。


❷について、あくまでユリの場合ですが、栽培コストが高いため流通量が少ないのが現状です。栽培コストとか、球根価格だけでなく栽培にかかる時間、出荷にかかる時間など通常品種よりもかかります。


特に蕾が重くなるので茎の部分とのバランスが取りにくく、パキッと折れやすいのがややネックです。これだけ花弁が多いと仕方ない面もありますが。



ちなみにユリ以外の花も八重咲き品種はたくさんあるので、お近くの花屋さんを覗いてみてください!


それでは、また〜!



 
 
 

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